傷跡(切り傷・火傷・ケロイド)

傷跡は縫合糸の痕を残さないように処置します。

火傷(やけど/熱傷)は、皮膚や粘膜に高温の熱が加わって起きる傷害です。まずは受傷直後から十分に冷やすことが重要です。

ケロイドとは、外傷や火傷、ニキビをきっかけに、瘢痕組織が過剰に増殖した病変です。塗り薬や注射などの保存的治療と、瘢痕の組織を切除して細い傷跡に縫合し直す外科的治療があります。

ほくろ・イボ

ほくろは正式には色素性母斑あるいは母斑細胞母斑と呼びます。褐色や茶色、黒色など色はさまざま、形についても真っ平なものもあれば、いぼのように盛り上がるものもあります。

イボにはウイルス性疣贅、尋常性疣贅、老人性疣贅(脂漏性角化症)などさまざまな種類があります。老人性疣贅は紫外線が当たりやすい部位(頭部、顔面、頸部 等)に起きることが多く、中年世代になると大半の方々に見受けられるようになります。

老人性疣贅の治療は、CO2炭酸ガスレーザーレーザーフェイシャルによる保険適応外の自由診療となります。

できもの(粉瘤・脂肪腫)

粉瘤は良性の皮下腫瘍で、アテロームと呼ばれることもあります。皮膚から自然に剥がれ落ちるはずの皮脂や垢が皮内や皮下に溜まり、皮下に袋状のできものを形成します。この袋内部の腫瘍は徐々に増えて大きくなっていきます。粉瘤が炎症を起こすと激しい痛みをともなうこともあるため、早めの受診をおすすめします。

脂肪腫は脂肪組織からなる良性腫瘍で、背中や肩のまわり、おしりのまわりの皮下組織によく発生します。比較的小さく、痛みなどの症状がない場合は経過をみるだけでよいことが多いですが、5cm以上の比較的大きなものの場合は手術を行うこともあります。

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