この時期に患者様からよく質問されることがあります。

夏って、レーザーやらない方がいいよね?

確かに、レーザーの種類によってはメラニン色素に反応するものもありますし、私たちも日頃、レーザー当てた後は日に焼けないようにしてくださいとお伝えしているのでそのように思われる方は多いと思います。

実際、当院ではレーザーは1年中忙しく稼働しております。

しみやそばかす、肝斑に対してレーザーを当てるとレーザー光がメラニン色素に反応します。
この状態のとき、お肌は軽い炎症を起こしており、肌のバリア機能も一時的に弱くなっています。

そのため、レーザーを当てた後に強い紫外線に当たってしまうと、色素が余計に濃くなってしまいます。
ということは、レーザーを当てた後の紫外線予防がとても重要になってくるということです。

レーザー後は、紫外線ケアをいつも以上に入念におこなっていただき、海や山、ゴルフなどのレジャーは避けていただくことをお願いしております。
さらに、すでに日焼けしてしまったお肌にレーザーを当てることは、火傷が起こったり、しみをさらに濃くしてしまうため、医師が丁寧にお肌の状態を診てレーザーができるか判断していきます。

1年を通して、1人1人のお肌の状態に合わせ、最適なレーザー治療をご提案しますので、お肌にお悩みを抱えている方は気軽にご相談ください。