今日は、シミ治療の症例写真をご紹介します。
肝斑、シミが混在しているタイプの患者様です。
2022年7月より、トラネキサム酸トーニングピールを5回、その後レーザートーニングを5回照射した後の変化です。(2022年12月に右ほほのシミはQスイッチヤグレーザーを照射)
内服は、シナールのみです。スキンケア製品はお手持ちのものを使用していただいています。
初心時は肉眼的に見ても肝斑がしっかりあり、肝斑の上にシミが乗っている状態でした。肝斑を悪化させないように、でもシミも薄くしたいな・・・と思い、『シミを取るのではなく、薄く目立ちにくくする!』ということにご了承いただいてトラネキサム酸トーニングピール施術を始めました。
約2週間おきにトラネキサム酸トーニングピールをおこない、5回終了後、1か月肌を休ませてからレーザートーニングを開始しました。
トーニングピール終了時点で、もやっとしたくすみや肝斑の改善が見られ、患者様自身も実感していただきました。
トーニングは2022年11月から1か月おきに行いました。
途中、1番気になる右ほほぼシミはQスイッチヤグレーザーで除去しています。
Afterの写真は2023年5月20日レーザートーニング5回終了後の写真です。
患者様はもともとの肌のベースがとても白く明るい肌をしていますが、治療を進めるにつれて、シミや肝斑部分の茶色の色調も少しずつ肌のトーンに戻っていき、肌全体の色ムラが均一になってきています。完全にシミや肝斑をなくすのは難しいですが、月に1度のレーザーとできる限りの内服でここまで変化しました。
毎月欠かさず通っていただける努力と、日ごろの紫外線対策や、洗顔・メイクで擦らないという意識などなどが積み重なった結果かなと思います。患者様は5月以降も1~2か月おきにレーザートーニングを継続しています。
当院では治療開始時と、5回終了時点ごとに肌診断機で撮影をし、メラニン量や赤みの変化、外見の変化も一緒に見て確認しながら次の治療やどれくらいのペースでケアを続けていくのかをご提案しています。
肌診断機での撮影は初めは『見たくなーい!』とおっしゃられる患者様も多いですが、ケアを続けていく上でのモチベーションや、的確な機器やスキンケアをご提案するためにとても重要だと思います。
肌は、継続が大事です!少しずつ少しずつ変化し、数年前と比べると確実にきれいに若々しくなります。
まずはご相談に来てくださいね!
写真の提供を了承してくれた患者様、ありがとうございます。
【施術名】
トラネキサム酸トーニングピール
【施術内容】
トラネキサム酸(TA)、グルタチオン、システインという美白成分を肌に浸透させ肝斑・くすみ・しみ・色素沈着を改善していく治療です。
【施術の副作用・リスク】
施術後の赤み、乾燥
【施術期間】
2週間に1回を5回、その後はレーザー治療あるいは同治療を1~2カ月おきに施術
【施術の料金】
全顔 22,000円(税込)(全顔)
5回セット 88,000円(税込)
【施術名】
レーザートーニング
【施術内容】
弱いパワーで肌に過剰なストレスをかけることなく、溜まったメラニン色素を排出していく肝斑専用のレーザーです。
【施術の副作用・リスク】
施術時に肌にはじくような痛み、施術後の赤み、かゆみ、色素沈着の可能性。
【施術期間】
1クール目は2週間に1度を5回、その後は1~2か月に一度の照射。肌の状態によっては初めから月に1度の照射。
【施術の料金】
両ほほ 16,500円(税込) 5回 66,000円(税込)
おでこ以外 22,000円(税込) 5回 88,000円(税込)
全顔 27,500円(税込) 5回 110,000円(税込)