今日は肝斑シミ治療の症例をご紹介したいと思います。
患者様は、11月末の大事なご予定に向けて、シミを薄くしたい!とご来院されました。

両ほほの肝斑、全体的なくすみ、右ほほに3か所(1個は目尻近くなので隠れています。)、左ほほに1か所老人性色素斑がありました。
初診時は6末で、お仕事への通勤が自転車ということで紫外線の影響が大きいので紫外線によるシミの悪化のリスクをお伝えし、11月末までの徹底した紫外線予防と肌を擦らないケアをお伝えし、治療をスタートすることにしました。

初回時は、レーザートーニング・エレクトロポレーション(鎮静)・Qスイッチヤグレーザーでのシミ除去を左右4か所行いました。
ホームケアでは、シナール・ユベラ・トラネキサム酸の内服、リビジョンのCコレクティングコンプレックス30%を使用していただきました。
レーザートーニングは2週間おきに5回、Qスイッチヤグレーザーで照射したシミ部分は9月22日までテープ保護をしていただきました。


写真は、初診時と、レーザートーニング5回終了後1か月目です。(9月末)
まずQスイッチレーザーで照射した部分のシミがきれいに取れています。
右側は少し色素残りがありますが、原型はほぼなく患者様自身も大変満足されています。
肝斑や肌全体のくすみ・細かいシミ部分もかなり改善が見られます。ぱっと見のお肌は、初診時と比べると色ムラが改善され、明るく見えます!

この時点でもかなり良くなっていますが、11月末のご予定に向け、レーザートーニングを継続することにしました。
最初の5回は2週間おきでしたが、今後は1~2か月おきでケアしていく予定です。
患者様の治療を開始した時期は 6月末で紫外線の影響も強く、また日常的に自転車に乗る習慣があるため、積極的にシミ・肝斑治療を行うのか悩みましたが、自転車に乗る際の徹底的な日焼け予防と、クリニック施術だけでなく、・ホームケアを取り入れていただき、また、・大事なご予定の前に肌をきれいにしたい!!という強い気持ちがこの短期間での効果につながったと思います。

この患者様の変化を見て、クリニック施術だけでなく、施術を受けた後の過ごし方、ケアの仕方で変化がかなり違うということを改めて実感しました。
最近は真夏の暑さも少し和らいできて、これからがシミ・くすみ治療の本格的なシーズンに入ります。
クリニック施術ホームケア紫外線ケアの3本柱で施術の効果をより高めていきましょう!

お写真の提供をご了承いただいた患者様、大変ありがとうございました。

【施術名】
Qスイッチヤグレーザー

【施術内容】
瞬間的に高いパワーのレーザーを照射し、気になるシミの色素を破壊しシミを除去します。

【施術の副作用・リスク】
施術時の痛み、ヒリヒリ感、色素沈着、シミの再発、テープ保護を2~3か月必要。

【施術期間】
1回目の照射から次の照射までは最低3か月空けます。

【施術の料金】
1×1㎝以下 5,500円(税込)  5×5㎝以下 11,000円(税込)

【施術名】
レーザートーニング

【施術内容】
低出力のレーザーを肌全体に細かく照射することで、刺激を与えすぎずにメラニンを少しずつ排出していくレーザーです。

【施術の副作用・リスク】
施術時のチリチリした痛み、赤み、まれに一時的な蕁麻疹。シミがある場合はほかの施術も必要になることがある。

【施術期間】
2週間おきに5回、その後は肌の状態に合わせて1~2か月おきにケア。

【施術の料金】
両ほほ1回16,500円(税込) 5回66,000円(税込)
       おでこ以外1回22,000円(税込) 5回88,000円(税込)
       全顔1回27,500円(税込)  5回110,000円(税込)

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