意外とお悩みの多い、顔のプツプツ・・

女性は髪の毛の生え際やこめかみ、鼻、おでこ、首にできやすく、ザラザラした感じと全然治らない!ということで相談に来る方がとても多いです。

顔のプツプツには種類があります。

まずは脾流腫(ひりゅうしゅ/はいりゅうしゅ)。小さく、中心部分が白く硬いのが特徴です。ケラチンというたんぱく質の一種で髪の毛や皮膚の角質層、爪を形成する成分ですが、これが毛穴に過剰に溜まることでぷくっとできます。

汗をかきやすい方や、年齢、体質的に小さいころからできる方もいます。

この脾流腫を治療するには、クリニックで針を使用し圧出します。
必要であればレーザーで焼きます。予防的には、ターンオーバーを正常にし角質が溜まらないようにすることが大切なので、ケミカルピーリングやホームケアで、ピーリング石鹸を使用することをお勧めしています。

次に多いのが【イボ】

ウイルスが原因の疣贅(ゆうぜい)、脂漏性角化症、アクロコルドンなど色々な種類があります。

お顔や首など1種類ではなく、数種類存在していることもあります。

治療はCO2レーザーで削っていきます。1週間ほど薬を塗って、皮膚が張ってくるのを待ちます。再発しやすいので、日焼け予防・こすったり刺激を与えないこと、ヨクイニンという漢方薬を飲むことをお勧めしています。

当院では、脾流腫・イボ・汗管腫などの治療も行っておりますので、気になる方はお問い合わせくださいませ!