最近、リズネやジュベルック、スネコスなど【肌育】治療のご紹介が多くなっていますが、自分自身の肌には何が合っているのだろう??と分からなくなってくると思います。
そこで、当院で取り扱いのある【肌育製剤】5種類の特徴と適したお肌について解説していきたいと思います!
どの製剤にも共通しているのが、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸という肌を構成する成分を活性化し、増やすことで肌の弾力やハリの改善、潤いの改善といった肌質を上げる・肌の土壌を整えるという目的で使われていて、製剤の成分によって作用の仕方が変わるというイメージを持っていただくと良いと思います!
まず、私自身が【肌育】を進めていきたいと思った時に真っ先に導入したスネコス200。
スネコス200は非架橋ヒアルロン酸と6種類のアミノ酸を掛け合わせた製剤です。スネコスは真皮の細胞外マトリクスに作用して肌の再生を促します。コラーゲンやエラスチンといった肌の弾力・ハリの部分を強化します。
スネコスは1回注入量が他の製剤より多いのですが、肌なじみがすごく良いので肌育製剤独特のポツポツ膨疹の引きが早くダウンタイムが短めです。2週間~1か月に1度4回が1クールです。
- お肌に元気がなくなってきたように感じる
- 目もとや口もと、首の小じわ・たるみが気になる
という方におススメです!
次にPDRN(ポリヌクレオチド)が主成分のリズネとデンシファイ。
抗炎症作用、細胞そのものの修復作用があるため、紫外線の影響を強く受けている肌の肌質改善やアトピーの方の肌の質感の改善、赤みの軽減効果があります。水分量も上がるため、小じわの改善にも効果的です。
デンシファイの方はポリヌクレオチドに加え非架橋ヒアルロン酸とマンニトールが入っているため保水力がより高く、抗酸化作用も高くなっています。1か月に1度3回が1クールです。
リズネ
- 目もとの小じわが気になる方
- 肌の乾燥を改善したい方
デンシファイ
- 赤みを抑えたい方
- お肌の乾燥を強く感じる方
- 揺らぎにくい肌を作りたい方
- 手術の後の傷跡やひきつれを目立ちにくくしたい方
におススメです。
ジュベルック
ポリ乳酸と非架橋ヒアルロン酸を掛け合わせた製剤で、コラーゲンの生成力が高く自然なボリュームアップ効果があります。
自分自身の実感ですが、1回注入後の効果実感が他の製剤より分かりやすい印象です。痛みが少し強いのと首への注入時はポツポツ膨疹が数日残るので隠せる時を選ぶ必要があります。
1か月に1度3回が1クールです。
- ニキビ跡の凹凸を改善したい
- 毛穴を引き締めたい
- 肌全体にパンっとしたハリが欲しい
という方におススメです!
ボライト
ヒアルロン酸注入で使用する架橋ヒアルロン酸のなかで1番柔らかく肌になじみやすい製剤です。
ヒアルロン酸は肌の保水力を高めますが架橋されている(分子と分子がくっついている)ため肌にとどまりやすいという特徴があります。
1回注入後、効果が最大9か月持続するため、継続的に通うのが難しいかた痛みのある治療は少なくしたいという方に向いています。
- 肌の乾燥が気になる
- キメが乱れる、毛穴の開きが気になる
- 肌がくすんでいる
という方におススメです!
長くなりましたが当院で取り扱っている肌育製剤の紹介でした!季節の変わり目や秋冬は肌が揺らぎやすく、変化が出やすい時で<肌育>のスタートにはピッタリです。
お一人お一人の肌を診ながらどの製剤が適しているかご提案しますので、気になる方はお問い合わせくださいね!