最近流行っている【GLP-1注射】
『マンジャロやリベルサスがダイエット良い!』と聞いたことがある方も多いと思います。
当院でも世界で唯一、経口摂取のGLP-1受容体作動薬である【リベルサス】の取り扱いを始めました!※マンジャロは注射です。

まず、<GLP-1受容体作動薬>とは・・・?
GLP-1は体内に存在するホルモンの1つで、食事をとると膵臓のβ細胞に作用して、インスリンを分泌したり、食後の急激な血糖値の上昇を抑える働きがあります。食欲を抑える効果もあるため、糖尿病治療中の食事療法や運動療法の助けになります。
GLP-1受容体作動薬【リベルサス】はこのGLP-1の働きを補強して血糖値をコントロールし、食欲の抑制・体重減少することで糖尿病を改善します。
この【リベルサス】がダイエットとして人気になっているのは、食欲抑制・体重減少効果が優れており、毎日1錠飲むだけというとっても簡単に日常生活に取り入れてダイエットができるためです。
どんな方にこの【リベルサス】が向いているかというと・・
- 今までのダイエットが長続きしなかった
- 急激なダイエット・リバウンドの経験がある
- つい食べ過ぎてしまう
- 食欲を抑えたい
- 痩せづらくなってきた
- ダイエットの注射に抵抗がある
という方です。
飲み方を守り継続することで無理なく、大きな副作用がなく痩せることができる・体重が維持できるのが【リベルサス】の良いところです!
実際の服用方法ですが、大事なポイントがいくつかあります
- 空腹時(起床時の飲食前)に飲む
- 少量の水で飲む(約120ml コップ半分以下)
- 錠剤を割ったり、くだいたりせずに丸ごと飲む(粒は大きすぎないので安心してください)
- お薬を飲んだ後は最低30分、飲食をしない
【リベルサス】は胃の分解酵素によって分解されてしまいます。
食事や飲み物を摂取すると胃が消化するために動き出します。リベルサスが胃の粘膜にくっついて薬の吸収を良くし、効果を発揮するため①~④の服用方法を守っていただきたいと思います。
リベルサスを飲むことによって、心配される副作用ですが、1日の摂取量、飲み方を守っていたら大きな副作用は起きませんが注意事項があります。
- 初めから飲む量を多くすると、吐き気や他の副作用が出やすいため、最初の1か月は3mg、2か月目以降服用量を増やしていきます。その際、検診は必ず必要です。
- 糖尿病治療でインスリンを自己注射している方、他の糖尿病治療薬を飲んでいる方でリベルサスを併用する方は低血糖症状に注意が必要です。※必ず主治医への報告、当院でもご申告していただきます。
- リベルサスを飲み始めると、一時的に吐き気がでたり、胃腸障害が出ることがありますが慣れてくると治まります。
※吐き気が出た時のためにお薬を用意してあります。 - 食欲がなくなって、食べる量・頻度が減っていきます。
過剰な食事制限は日中の活動のエネルギー不足になり、身体が疲れやすくなったり、元気が出にくくなったりするので、少量でも栄養バランス良く食事を摂っていただくようお伝えしています。 - お薬を急にやめるとリバウンドする可能性があるため、お薬の継続期間ややめ方は相談しながら進めていただきます。
リベルサスは用法・用量を守って、安全にダイエットができる画期的なお薬です!
当院では、お薬の説明・飲み方、継続していく上での生活のアドバイスを含めてお話しています。
気になる方はお問い合わせください!